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特集 ショコラ・デート2

アメデイは世界最高峰のメーカー

アメデイのショップ
高級感ある洗練された雰囲気のショップ。

100% Chocolate Cafe.から有楽町方向に3分ぐらい歩くと、「SPAZIO BRERA GINZA」があります。ギャラリー、ジュエリーショップ、カフェが入るビルですが、ココの1Fには世界最高峰のチョコラート・メーカーAMEDEIの直営店があります。アメデイは、ワールド・チョコレート・アワードで3年連続して金賞を受賞したイタリアのメーカーで、ファン垂涎の商品「チュアオ」と「ポルチェラーナ」を扱っています。

チュアとポルチェリーニ
左がチュアオ、右がポルチェラーナ。1つ50gで2,730円。ポルチェラーナはクリオロ種100%で作られる。

チュアオは、幻のカカオと呼ばれる世界最高のカカオから作られます。ベネズエラの「チュアオ島」でしか採れない単一品種を使って作られます。シングル・カカオの最高峰といっていいでしょう。かつてチュアオはスペイン王朝が独占していましたが、いまはアメデイ社のみが、世界で唯一チュアオの購入権を持っています。

きつねの嫁入り

と、ここで思い出してほしいのは、100% Chocolate Cafe.にもチュアオがあったこと。 恐らく、明治製菓はクーベルチュールを買い付けて、自社でチョコレートとして成型しているのではないでしょうか。カカオ・パーセンテージは、明治が62%、アメデイが70%です。ともに素晴らしい香りで、チュアオのさっぱりとした酸味の後口が新鮮でした。でもやっぱり、アメデイの方が味がシャープで余韻も長く残ります。「シアワセ〜!」と思わずいいたくなるような、洗練されたアロマを感じました。

まあ逆を言えば、明治製菓はものすごく良心的なお値段で、チュアオを提供してくれているのですね。皆さんも食べ比べてみてはいかが?

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カカオ

カカオ(cacao)の学名は、「テオブロマ・カカオ」。テオは神、ブロマは食べ物で、神の食べ物カカオとなります。非常に限られた熱帯でしか栽培できない繊細な木です。カカオの実のことをカカオポッドといいます。おもなカカオの品種は下記の3つです。

1.クリオロ種
素晴らしいフレーバーで最高のカカオ。ただし病虫害に弱く希少。幻のカカオと呼ばれる。ベネズエラ、メキシコなど。

2.フォラステロ種
スパイシーな香りが特徴。西アフリカ、ブラジルなどで広く栽培。

3.トリニタリオ種
前2種の中間的性質。バラエティーに富む香り。トリニダード島で作られた。中米、スリランカ、ニューギニアなど。

ココア

ココア(cocoa)は、一般的にはカカオを脱脂して、粉末にしたココア・パウダーから作られる飲み物です。ホット・チョコレートという場合もありなすが、正式には、ホット・チョコレートはクーベルチュールを溶かして作られる飲み物です。
フランス語ではショコラ・ショーといいます。