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浅草デート4

TVで有名などぜう料理から、隠れた名店まで。

江戸っ子が大好きだったどぜう料理から、一般の人にはほとんど知られていない隠れた名店まで、ディープな浅草グルメを紹介します。

●駒形どぜう

駒形どぜう
駒形どぜう本店は、とにかくお店の雰囲気がいいですよねー。200余年の歴史があります。でも、行く時は女の子に大丈夫か聞いてあげてね。ニョロニョロ系がだめな女の子がいますから。

駒形どぜう なべ定食
駒形どぜうの夕方四時までの「なべ定食」2,450円。練炭の強烈な火力で、浅鍋の中のどじょうさんがあっという間にグツグツ。大量のネギを、これでもかって入れるのがセオリーです。

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●飯田屋

飯田屋
こちらも有名などぜうの飯田屋。どじょう以外にも、うな重、なまず鍋(冬のみ)などもあります。

飯田屋 ほねぬき鍋
飯田屋には、駒形どぜうにない「ほねぬき鍋」1,600円があります。写真は、ネギをまだ入れていない段階の写真です。6〜7月頃だと、どじょうのたまごがトッピングされることもあります(ただし2人前から)。どじょうの頭と骨がないので、女性には食べやすいです。


で、ごぼう(別注文)とネギを入れました。どじょうとゴボウの相性はバツグンです。ほねぬき鍋の注文は「ヌキ」、普通の丸ごと入った鍋は「マル」、と常連さんは言うらしいです。平日15時までの定食「どぜう鍋御飯」マル1,700円・ヌキ1,800円はおススメ。

●浅草むぎとろ

浅草むぎとろ
浅草むぎとろ。いつも混んでます。昼2,400円〜、夜6,300円〜。屋上ラウンジ「天空」では、イタリアンテイストのお料理とワインなどがいただけます。夜景がきれいなレストラン(17:00 〜LO 25:00)です。

むぎとろバイキング
浅草むぎとろの平日11:00〜13:30までの限定メニュー、むぎとろバイキング 1,000円はおススメ。 おかずの種類は少ないけれど、本命のむぎとろが好きなだけ食べられます。ちなみに、6月16日(むぎとろ) は、たった100円でこのメニューがいただけます!!

●和えん亭 吉幸

吉幸
吉幸(きっこう)では、津軽三味線などの演奏を生で聴きながらお料理が楽しめます。外人さんにもメチャ人気とか。浅草寺すぐ横の好立地も◎。昼3回・夜2回の演奏時間があります。昼2,500円〜、夜6,825円〜。

●神谷バー

神谷バー
神谷バーは、1Fがバー、2Fはレストランカミヤ、3Fが割烹神谷です。このビルの住所は浅草1丁目1番地1号。ちょwwwスゴwwwww

電気ブラン
電気ブランは、ブランデー、ジン、ワインキュラソー、薬草などがブレンドされている甘いお酒。種類の違いはアルコール度数の違いです。電気ブランが、神谷バーで約百年前に初めて作られたとき、電気がハイカラな響きをもった言葉だから名前につけられたそう。雷門そばだけに、電気のご利益があったに違いない!

●cafe rest' cuzn

cuzn
カズンはフレンドリーなカフェ・レストラン。日替わりランチ800円から。この猫は常連さんか!?

cuzn_night
カズンは夜が更けるほど混んできます。ミュージシャン、ダンサー、アーティストなどのお客さんが多いことでも知られています。この近辺では珍しい朝5時までの営業。

●sake no daimasu wine-kan(酒の大枡WINE-KAN)

酒の大枡 ワイン館
2008年6月1日オープンの酒の大枡ワイン館。赤と黒のデザインが一際目を引くお店です。1階がカウンターバー、2階がダイニング、3階には個室があり、地下はワインの小売りスペースになっています。母体がスーパー、大型酒店を経営するダイマスだけに、ワイン、シャンパン、シェリー酒など豊富なラインアップです。掘り出し物の1本に出会えるかも。

酒の大枡 WINE-KAN
店名はちょっと男性っぽいけど、店のデザインとメニューはデートにGOOD。平日のランチは800円から。写真はこの日のランチの1つ「シェフのおまかせコース」1,500円。有機野菜を使ったサラダはたっぷり。メインのサーモン・ステーキは分厚く、ソースは軽やか。カリっとソテーした皮も香ばしくて美味しかったです。デザートのマンゴープリンは上品なお味でした。飲み物も付いてこのお値段はいいんじゃない? シアワセになった午後でした。

sake no daimasu wine-kan
sake no daimasu wine-kanの2階ダイニングフロアー。中央にズラーとワインが並ぶ。この裏側には半個室の席もあり、2階全部で約50人ぐらいは入れそう。地下で小売りしているワインを+500円で持ち込むこともできます。

●鷹匠寿

鷹匠寿
野鳥料理が食べられる鷹匠寿(たかじょう ことぶき)。知る人ぞ知る名店。季節によりますが、真鴨や雉を食べることができます。料理はお任せのみです。ワイン・シャンパンが豊富ですが、酒類の持ち込みが可能です。ロイヤルな方もお忍びでお出でになるとか。一見さんお断り。予約はほとんど取れません。

●リストランテ ジャルディーノ

ジャルディーノ
とてもおしゃれなイタリアンのリストランテ ジャルディーノ。美しい中庭で、結婚式をすることもできます。パスタランチ1,365円〜。ディナー5,250円〜。

●レストラン大宮

レストラン大宮
レストラン大宮。洋食というよりフレンチに近いお店で、ディナーはコース料理もいただけます。シェフはお料理番組によく登場します。 最近は、NHKの今日の料理「ダッチオーブン入門」に2か月間ぐらい講師として出ていましたよ。新丸ビルにも支店があります。

●レストラン Hommage(オマージュ)

オマージュ
いわゆる観音裏と呼ばれる場所にある本格フレンチのレストラン・オマージュ。 グルメランキングで高評価のお店。浅草寺からかなり離れていますが、ランチ2,100円〜はコストパフォーマンスがものすごく高い!

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駒形どぜう vs 飯田屋

浅草の2大どぜう店「駒形どぜう」と「飯田屋」を比較してみますね。

知名度は駒形どぜうの方が圧倒的に高いので「浅草のどぜう屋に行ったー!」とい う満足感が得られると思います。一方、飯田屋は地元の通にも支持されているので、知ってる人は「おっ、シブイね」と言ってくれるでしょう。

お味は正直に言うと、ほとんど差はないというのが実感です。タレの味は、駒形どぜうがやや辛口、飯田屋はやや甘口です。飯田屋は薄味と濃い味の2種類の追加タレがあります。両店の味には微妙な差しかありませんので、やはり好みの問題でしょう。それより、鍋が浅いためあっという間に煮詰まりますので、どの段階で食べるか、タレを追加するかで、味に大きな違いが出てきます。

肝心のどじょうは、両店とも厳選されたものを上手に臭みを抜いているのでしょうが、やはり微かに川魚らしさが残ります。それを、タレ、ネギ、ゴボウ、山椒、七味で打ち消していただくものなのです。薬味を入れれば臭みは全く感じません。うまさが凝縮したような濃厚なお味なので、ビールやご飯がすすみます。

細かいことを言えば、価格は駒形どぜうがちょい高め。ただし、飯田屋の昼定食は土日祝日には提供されませんので、単品で鍋やごはんなどを頼まなくてはなりません。また、駒形どぜうはどじょうが丸ごと入る鍋しかありませんが、飯田屋にはほねぬき鍋もあります。柳川鍋はどちらの店もほねぬきです。混み具合 は、駒形どぜうの方が入口に人が並んでいる場合が多いです。

雰囲気は、江戸情緒は駒形どぜうが上です。ちなみに駒形どぜうは、一階の広間は冷房なし+七輪鍋なので、暑い日には大量の汗をかきます。“江戸っ子は夏を乗り切るのに、逆に熱いどじょうを食べる”という文化を大切にしているようです(2階のお座敷は冷房あり)。

飯田屋はガスコンロを使用しますが、火力調整ができるので、これは意外と実用的でした。食べるスピードに合わせて、鍋の上がりを調節できます。もっとも、駒形どぜうでは鍋が煮詰まらないよう、「ネギ投入? ゴボウ注文? タレ追加?」とお楽しみ感があっていいかもしれません。

あなたも機会があれば食べ比べてみてはいかが? 面白いイベントになりますよ!

<参考>
駒形どぜうのご主人が書いた本
駒形どぜう六代目の浅草案内